2012年5月18日 (金)

埼玉県比企郡ときがわ町の慈光寺へ

 ゴールデンウイーク中の五月五日のこと、坂東三十三観音霊場第九番札所の慈光寺・十番札所の正法寺・十一番札所の安楽寺へ行きました。

 慈光寺は埼玉県比企郡ときがわ町にあります。最寄駅はJR八高線の明覚(みょうかく)駅ですが、駅からの距離が遠く、鉄道利用でお寺へ行く人は駅からバスを使うが歩くことになりますが、バス停からお寺までの距離も近くはないので、かなり不便です。

 私は十二年前に友人と慈光寺へ行ったのですが、その時は鉄道とバスを利用しました。当時は「ときがわ町」ではなく「都幾川村」でした。

 八高線は、もともと、八王子と高崎を結ぶ路線でした。今では八王子・高麗川駅間だけ電化されて、八王子と高麗川の間を走る電車や川越線とつながって川越・八王子間を走る電車がよく運行されています。その一方で、高麗川・高崎駅間は昔ながらのディーゼル列車で本数もたいへん少ない(一時間に一本とか二時間に一本とか)のです。

 明覚駅は高麗川駅よりも北ですから、当然、電化されていません。JRだけ使う人だけでなく、東武鉄道を利用して越生か小川町で八高線に乗り換える人にとっても条件は同じで、本数の少ない鉄道に乗り、駅からバスに乗って最寄りのバス停からまた歩くという道のりの往復では、慈光寺参詣はまさに一日がかりになります。120505_121401

 それならばクルマで行った方がいいだろう、と考えました。

 ゴールデンウイークで道がこんでいるだろうけれども、ときがわ町のあたりならたいしたことあるまい、とたかをくくり、十番札所や十一番札所にも行けるだろう、と考えたのです。

2012年5月17日 (木)

下総中山の法華経寺

 これは先月のことですが、千葉県市川市中山ニの十の一にある日蓮宗大本山の法華経寺へ行きました。120406_161701

 このお寺は日蓮宗屈指の巨刹で、日蓮聖人が自ら釈迦如来像を安置し、開堂の式をあげたという由緒のあるところです。120406_161401

 最寄駅はJR総武線の下総中山駅か京成電鉄京成中山駅です(京成中山駅の方が近い)。120406_161301_2

 もう十五、六年くらい前に大学時代の友人三人とともに訪れましたが、久しぶりに訪れてみると、むかしの印象とはかなり違っていました。120406_160601

 むかし訪れた時はちょうど工事中の場所があったりして、そのために印象が違ったのかも知れませんが、それでも大きく違ったのは昔の印象・記憶がだいぶ薄れたからでしょうか?

 やはり歴史のあるお寺は一度訪れたからそれでいい、ではなく、何度も訪れてみるものだな、と思いました。一回行ったからそれで十分と思っても、二度目三度目では印象が違うし境内全部見たわけではないし、季節によっても違う、と感じました。

2012年5月16日 (水)

高幡不動尊金剛寺へ

 この前、東京都日野市の高幡不動尊こと金剛寺へ行きました。

 高幡不動については去年、詳しく紹介しましたので再度詳しく書くことはしませんが、簡単に説明しますと、日野市高幡七三三番地にあり、最寄駅は京王線の高幡不動駅、正式名称を高幡山明王院金剛蜜寺といい、真言宗智山派の別格本山です。本尊は「高幡不動」と呼ばれることから分かるように不動明王で、平安初期に慈覚大師円仁が清和天皇の勅願により今の境内の南側の山に不動堂を建てたことに始まる、歴史あるお寺です。120508_154801

 アジサイの名所で六月ごろが見ごろですが、今は今で新緑がさわやかで、新選組ゆかりのお寺でもあることから「新選組まつり」「新選組パレード」が行われ賑わいます。120508_153501

2012年5月15日 (火)

青梅市の塩船観音つつじまつりに行く

 ゴールデンウイーク中のことですが、青梅市の塩船観音のつつじまつりに行きました。120504_100701

 塩船観音とつつじまつりのことについては去年にもこのブログで詳しく書きました。一応、簡単に説明しますと、塩船観音は塩船観音寺という名称で、東京都青梅市塩船一九四番地にあり、宗派は真言宗醍醐派で別格本山、本尊は十一面千手千眼観自在菩薩、大化年間(西暦六四五年から六五〇年)に若狭国の八百比丘尼(不老不死といわれた伝説の比丘尼)がこの地に紫金の千手観音像を安置したことに始まり、その後、行基菩薩が来りて周囲の地形が舟に似ていることから「弘誓の舟」に例えて「塩船」と名付けた、という、関東屈指の古刹です。120504_101101

 五月三日には「柴灯護摩供火渡荒行修行」(火渡り)が行われます。

 何年も連続で行っている塩船観音のつつじまつりですが、何度行っても飽きるということがありません。120504_101301

 

 いつもゴールデンウイーク期間がつつじの見頃で、この時も境内のつつじが見事でした。

 お寺のお守りの他、織物の町だった青梅らしい綿製品のハンカチ(梅の花の絵が描かれている)や奥多摩名産の刺身こんにゃく、塩船観音の歴史や寺宝について書かれた本などを買いました。120504_101501

2012年5月14日 (月)

あきる野市下代継の稲荷社(五社稲荷)

 あきる野市上代継の真城寺へシダレザクラを観に行き、下代継の金松寺へ行って境内の桜などの花を観た後、同じ下代継の稲荷社へ行きました。

 この稲荷社は、かつて五つの稲荷の祠を一つにまとめたことから「五社稲荷」とも呼ばれているそうです。120413_112901

 場所は金松寺の南西方向にあり、金松寺よりもさらに秋川の川原に近いです。

 金松寺の南側から東京サマーランドの方にカメラ(携帯電話の)を向けて写真を撮った時に、満開の桜と、鳥居が写りました。その鳥居こそが稲荷社の鳥居です。

 境内はちょっとした公園のようになっています。その奥にお稲荷さまの祠があります。ひと気が少なく、静かな場所でした。120413_113101ここもまた桜が綺麗でした。

金松寺近くからサマーランド方面の景色

 真城寺や金松寺がともに南北朝時代の創建であることから分かるように、この代継地区は南北朝時代よりずっと以前から集落が形成されていたと考えられます。秋川と秋留台地の間が古くからの「村」で旧家が多い場所です。そもそも、あきる野市には古代人の住居跡があったり土器などが発掘されたり、古墳があったりしますから、相当むかしから人が住んでいたようです。

 その、むかしからずっと人々の生活が営まれてきた地域の一つがこの代継地区で、田んぼから秋川方面を見る景色がのどかなものですが、圏央道建設でかなり、景色がかわりました。

 近代的・現代的な景色は他にもあって、秋川の対岸(南)には有名なレジャー施設「東京サマーランド」があります。その建物や観覧車などはのどかな田園風景とは違うもののようにも思えますが、このサマーランドじたい昭和の高度成長期からあるものなので、今やその地の景色に溶け込んでいるように思えることもあります。

 どちらにしろ、春の田園風景というものはのどかなものです。120413_112301

2012年5月13日 (日)

お花見・あきる野市金松寺

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 あきる野市上代継の真城寺のシダレザクラを観た後、下代継三四〇番地の金松寺(きんしょうじ)へ行きました。120413_110601

 こちらは去年の四月十日の記事で、境内の桜が綺麗だと紹介しました。今年もまた観たくなりましたので、二年連続で行きました。120413_110701

 金松寺は圏央道あきる野インターのすぐ近くにあり、境内から圏央道や、インターチェンジのループ状の道が見えます。120413_110703

 インターチェンジがなければ、実にのどかな田園風景がひろがり、田んぼの先は秋川の清流、その先は秋川丘陵なのですが、突如としてコンクリートの柱が視界を遮り、ゴーッと自動車の響きが聞こえる様子は違和感があります。120413_111501




 とはいうものの、やはりこの季節の境内の花は綺麗で、目の前の田園風景もインターチェンジ方面以外はのどかさそのものです。120413_110702_2

 宗派は真城寺と同じく臨済宗建長寺派。南北朝時代の康安元年(西暦一三六一年)の創建で、開基は足利基氏、開山は俊輪宗心禅師です。120413_111001_2

 

2012年5月12日 (土)

真城寺(あきる野市上代継)

 あきる野市上代継の真城寺(臨済宗建長寺派)は、南北朝時代の観応二年(西暦一三五一年)に足利基氏(足利尊氏の子)が開基となり、大光禅師復庵宗己を開山として建てられたお寺です。120413_105402

 戦国時代に衰退したらしいのですが天正七年(西暦一五七九年)に北條氏照によって再興されたそうです。120413_105401

 本尊は延命地蔵菩薩です。120413_105901

 市指定天然記念物のシダレザクラは境内に入り駐車場前を過ぎて行った鐘楼の前にあるのですが、お寺の境内入口の市道脇にもシダレザクラがあります。これは福島県田村郡三春町にある有名な滝桜の子供にあたるということで、田村郡三春町の高乾院のご厚意により苗木を頂いて植えたのだと、説明書きの看板がありました。120413_105902

お花見・あきる野市の真城寺のシダレザクラ

 話を少し過去のことに戻し、今年のお花見について書きます。120413_104801

 今年は花見に行く機会が少なく、行くとしても混雑しない場所の方が落ち着いてみることができよう、と思い、穴場的な名所を探しました。そして、あきる野市の真城寺のシダレザクラがなかなかいい、という話を聞いて、あきる野市代継(よつぎ)地区へ行きました。120413_105501

 真城寺というお寺は、東京都あきる野市上代継三四四番地にあり、宗派は臨済宗建長寺派です。120413_104901

 境内にあるシダレザクラは、市指定の天然記念物となっています。鐘楼の前にあり、一見の価値ある、見事なものでした。120413_105001

2012年5月11日 (金)

星谷寺の七不思議

 坂東三十三観音霊場の第八番札所の星谷寺(しょうこくじ)は、別名「星の谷(ほしのや)観音」といいまして、昔、あたり一帯が深い森で、その中に清泉が涌き、その泉の水面に星影が映って暗い夜でも白昼のように明るいので、人々が「星谷」と呼んでいた、そのことにちなんでお寺の名を「星谷寺」としたのだということです。

 所在地は神奈川県座間市入谷三の三五八三で、山号を妙法山といい、宗派は真言宗大覚寺派、本尊は聖観世音菩薩、開基は行基菩薩です。

 観音堂にはおもしろいものがあります。本尊の方に向かって右側の脇に奇妙な形の木があるのです。堂内なのに、なんでこんな木があるんだろう、と思ってしまいます。根が上からぶら下がっていることから「根下がり紅葉」と言われるもので、形が乳房に似ているところがあるといって、触ると乳の出が良くなる、という言い伝えがあるそうです。120402_164501

 この根下がり紅葉や、撞座が一つだけの梵鐘は、「星谷寺の七不思議」の一つに数えられています。あと五つは何かというと、「楠の化石」「観音草」「星の井戸」「咲き分け散り椿」「不断開花の桜」で、「楠の化石」は楠が倒れてそのまま化石となって残っているもので、「観音草」は中風に効くという珍しい薬草、「星の井戸」は信仰心の篤い者が覗くと昼でも星影が映るという井戸、「咲き分け散り椿」は異なる種類の花が咲いて散る時には一度に散ったという天然記念物の椿、「不断開花の桜」は季節外れに咲いたという桜だそうです。120402_164902

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